転職先を福利厚生の内容で選ぶ看護師は多く、福利厚生の充実に力を入れる病院も増えています。福利厚生には、法律で定められている「法定福利厚生」と独自のサービスを作ることができる「法定外福利厚生」の2種類があります。今回は、病院だからこそできる法定外福利厚生について紹介します。
看護師として働く人の中には育児中の人も多く、働くにあたって保育所の確保が大きな壁となってしまうことがあります。このような背景から、病院によっては福利厚生の一環として院内保育所を設けているところがあります。一般的な保育園よりも低料金で、職場の性質上24時間対応の保育園を設けている場合もあります。院内に保育園があれば、子どもが急に体調を崩してもすぐに駆けつけることが可能です。また、残業となった場合でも院内保育園なら事情を十分に考慮されるので、柔軟に対応してもらうことができます。
人間ドックは保険適用外の検査で、個人で受けるとなると多くの費用がかかります。人間ドックを実施している病院で勤務する看護師の場合、職員割引で人間ドックを受けることができる場合があります。定期的に精密検査をしておくことで病気の早期発見・早期治療につながり、看護師として元気に働き続けられます。看護師の仕事は心身に大きな負荷がかかるため、メンタルケアを適切に行うことも重要です。メンタルケアの専門家が常駐している病院に勤務できれば、福利厚生の一環として必要なときすぐに相談できます。
看護師のキャリアアップには、多くの時間と費用がかかる場合があります。病院によっては資格取得や進学支援などの福利厚生を設けており、看護師が時間と費用の心配をすることなくキャリアアップできるようサポートしています。ただし、それらの支援を受ける場合には勤務先の病院に貢献するなどの各種条件があります。資格取得後数年は退職を認めないなどの条件が付与されることもあります。キャリアアップのための勉強に使う医学書は、病院付属図書館で利用できる場合があります。医学書は個人で買うには高額なので、費用をあまりかけずにキャリアアップしたい場合には付属図書館を利用できる病院もおすすめです。
社会医療法人ペガサス馬場記念病院では、福利厚生制度を充実させることにより看護師のワークライフバランスをバックアップしています。先輩によるサポートや看護師寮、院内外のサポート、子育てサポートなどの福利厚生サービスにより、看護師が安心して働ける職場を実現しています。
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